何かを購入するとき、私たちの判断基準はさまざまだが、その中でも価格が重要な要素として挙げられることは多い。しかし、私たちの選択が価格だけに左右されることは本当に望ましいことなのだろうか?
年間でどれくらい散財しているか考えるとぞっとする私が、基準としている消費行動について書いてみようと思います
価格を決定要因とすることの危険性
多くの場合、財布の中身や銀行口座の残高、生活レベルに応じて物を買うかどうかを決めます。
今月使い過ぎちゃったからなー
ヴィトンのバッグなんて私には贅沢だよなぁ
これは合理的なアプローチのように感じるかもしれないが、価格だけを基準にしてしまうことにはいくつかの危険性が潜んでいます。
長期的な満足度の低下
価格が唯一の基準である場合、安価な商品を購入しても長期的な満足度が得られないことがあります。品質や機能が不足している場合、結局は別の商品を購入しなければならなくなることが多々あります。
質の低下
価格が判断材料であるため、製品やサービスの品質が犠牲にされることがあります。安いものを買ったつもりが、結局は繰り返し買い替えることになり、結果的には高くつくことも。
心地よい経験の機会喪失
価格だけに固執することで、人生の中で素晴らしい経験や冒険を逃す可能性があります。たとえば、一度しかない特別な機会を「安い値段になるまで待つ」ということで、見逃してしまうことがあります。
賢明な選択をするためのアプローチ
では、価格だけが判断基準でない賢明な選択をするためにはどうすればよいのか?
私のアプローチ方法を紹介します。
本当に必要かどうかを考える
購入する前に、その商品やサービスが本当に必要かどうかを短時間で検討する。無駄な出費を避けるために、自分の生活や目標に合致しているかどうかを確認します。これにあまり値段は関係しません。要するに、「高くても必要なものなのか?」「高いから欲しいのか?」「安くてお得だから必要なのか?」「安くて心配だからいらないのか」シンプルな判断をします。
コスパを考慮する
価格だけでなく、コスパを考慮する。高価な商品でも、その品質や機能に見合い長期的な幸福度を得られるのであれば値段に関係なく決断します。
資産価値を見る
一時的な支出として価格を見るのではなく、購入した商品が将来的に資産価値を持つかどうかを考える。要するに、リセールが良いかどうか?です。
残念ながら、多くのデジタルガジェットは転売以外モノとして長期資産の役割は満たしません。
自己成長と経験を重視する
価格が高いからといって、自己成長や新しい経験する機会を諦めないようにする。投資する価値のあるものは、将来的には大きなリターンをもたらすことがあります。テクノロジー系のガジェットやサービスはこちらに入りますね。
まとめ
「買う理由が値段なら買うな、買わない理由が値段なら買え」
これが私の購買行動の判断基準です。
しかし、価格だけを見て物事を判断することは、賢明な選択をする上で不十分な方法であると言うこともあります。
価格は商品やサービスの選択において重要な要素ですが、それだけを基準にしてしまうと、本当に自分にとって価値のあるものを見落としてしまう可能性があります。つまり、安いからといって無駄に購入することもあれば、高価だからといって購入したが本当に必要なもでも無かったこともあるわけです。
とは言っても、人生は思ったより短い。なので
「欲しいと思ったら買え。買っていらないと思ったらすぐ売れ。モノに執着するな」
で良いんじゃないかなぁ。
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